ランタン
ストロボじゃツマンナイ。
最初に私の写真を見た人は「夜の写真が多い」事に驚くけど、私にとっては「自然に夜の写真が多くなった」ってのが本当の所。
だって、昼間行けば「ダラダラ」してる公園の猫も、夜は走り廻ってるし。そこはさながら『ナイトサファリ』だから楽しい。
EOS5Dまでのキヤノンのデジ一は、実効感度が若干公称感度より高くて夜間撮影向きだ。ノイズ耐性も高く安心してISO640が使える。(実効は800以上出てる)
でも、さすがに真っ暗じゃ動物を撮るのは難しい。寝てる猫だって生きてる以上は動くし、目に光が無いと写真も「活きない」し。
そこで、試行錯誤の末に「電池ランタン」に辿り着いた。ストロボとかも考えたけど、猫の目にも負荷がかかるし、絵もツマンナイし。
その場の地明かりに応じて蛍光灯式(写真左)とクセノン球式 (写真右)を使い分けてる。特に明るくは無いけどこれで十分「目」に光が出る。何しろホンの少しの光で、猫の目はキラキラ光るから。
副産物として自分も照らされるんで「不審者」として見られない。暗闇でコソコソしてたらやっぱり怪しいしからこれは有難い。
『写真を撮ってます』って宣言してるから、「ワケアリカップル」も寄って来ないしネ。 無用なトラブルは避けたいものです。
*最近は物騒な世の中です。高価なカメラを持って慣れない場所(特にカップルの多い公園)での行動は非常に危険です。決して夜間撮影を推奨する記事では有りません。私の場合は昼間に何度も下調べした上で、危険を呼びかける管理者の注意看板が無い場所でのみ撮影しています。くれぐれも安易な行動はお辞め下さい。*
雨具
楽しくなければ、雨の日は撮影出来ない。
直径120cm、かさの布が2層構造でになっているので(隙間があって風が抜けるんで)、風が吹いてもあおられ難いんです! オマケに濡れると肉球の柄(ポー・マーク)が浮き出てくる!(猫のじゃないけどネ)

JackWolfskin社の「ウエザーレポート」って傘がお気に入り。
とにかく大きいんで濡れない。
猫の撮影って「移動」「待ち」の繰り返しだから、釣りや登山用品メーカーのウェアや用品がいいです。 写真用品メーカーから出てる物は「三脚使用」が前提の物が多くて行動派には使い物にならない物が多いんです。
ビニールで出来た、被るタイプの雨具は使い勝手が悪くチャンスを逃す。いっそ濡れた方がまだ写真撮れますよ。
雨の日はとにかく「蒸れ・曇り」が大敵。快適な撮影にはカッパより「ポンチョ」がいいです。別に写真用じゃなくても安い自転車用の物でも、カッパで蒸れ蒸れになるよりイイし、動きやすいし。
Foxfire社の「フォトレック ポンチョデジ」
が私のお気に入り。ジャックウルフスキンの巨大な傘と、このポンチョが有れば雨の日の撮影も快適です。
あっ、雨の日は殆ど猫さんと出会えませんから、、、
猫専科の方には投資に見合う効果は期待できないので、、、、裏技として、カメラを「サランラップぐるぐる巻き」+「ビニールテープでシーリング」ってのがいいかも。稼動部(ピントリングやズームリング)は緩めに、その他はきつめに巻いて、マウント接合部やカードスロット蓋等はビニールテープをきつく巻く。全長が変化するズームの場合は、レンズ部分は事務用品の「腕カバー」がいい。これだけで「ほぼ防塵・防滴仕様」です! (あくまでも自己責任でお願いします!)
カイロ
寒い中、「猫様の出待ち」はツライ。
私の場合は「猫の行動待ち時間」が圧倒的に長い。 『予測→待ち→空振り→思わぬ展開→イメージ以上の作品!』 ってパターンが多い気がする。
この場合、いかに待ち時間が快適かが非常に重要なんです。
春みたいに陽気がよければ、こっちが思わず居眠りしてしまって、おつまみの「さきいか」を持って行かれてたりなんて事もしばしばなんだけど・・・
真冬はツライ。
一応撮影が目的なんで指先を冷やさない事が重要なんです。もちろん豚皮製の手袋はしてますが、皮の手袋は指先の感覚が損なわれない分、防寒性は低いんで、、、右のポケットにカイロは必携です。
ウェアの左内ポケットにオイル式のマルカイハンディーウォーマーミニ(写真①)、背中にジッポーハンディーウォーマー(写真②)、指先用に充電式のサンヨーエネループカイロ(写真④)、って感じです。特にエネループカイロはスイッチONで必要な時だけ暖まる優れものです。生産量が少ないんであっという間に品切れになっちゃうんです。少し早いけど、次の冬にはゲットしたいと思ってる方、暖房用品の季節チラシが出始めたら早めに予約して下さいネ。
写真③は単三電池です。大きさ比較用に写しました。そうそう、単三ニッケル水素充電池も沢山持ってますよ。アダプターを付けて単一、単二に変換して使ってます。電池もカイロも使い捨ては使いたくない。小さなエコだけど、ココロは暖かですよ。
って言うか、こんな直接撮影には必要ない用品をあれやこれや準備するのも、撮影の楽しみの一つなんですよネ。
カメラ
ファインダーには拘る。だって撮影者にとってのキャンバスだから。
キヤノンA-1→F-1→NewF-1→PENTAX67→EOS5→EOS-1N→EOS-1V→CONTAX645、、、2004年のコンタックスまで、使ってたカメラはフィルムカメラだった。(って言うか、カメラと言えばフィルムカメラを指す時代だった) レンズは全て単焦点で明るいやつって拘ってた。ズームレンズには全く興味が無く、重たい機材を担いで歩き廻っては体を壊してたっけ。
でも、遂に2007年は1本もフィルムを使わなかった。 冷蔵庫に常時100本はストックしてた時代が遠くなったな~。

右の写真は、ネコの撮影に常時使用してる機材です。
①EOS1DⅢ+EF70-200mmF2,8L IS
②EOS5D+EF24-70mmF2,8L
③EF300mmF4L IS
④EF16-35mmF2,8LⅡ
⑤FF50mmF1,2L
⑥テレコンバーター×1,4
「こんなに持ち歩いてるの?!」
って言われるけど、レンズを持ってなくて撮れない悔しさを考えたら、どうしても多くなっちゃう。登山や辺境、海外ロケだったら機材を減らすのは必須だけど、身近な撮影ってその点は楽ですね。 (さすがに、初めて行くロケ地では④、⑤、⑥は置いて行きますけど、、、)
デジタルになって機材選定で一番拘るポイントは「ファインダー」です。とにかくデジタル一眼レフは、小さくて見え具合の悪いファインダーが多い。 カタログ数値だけにごまかされないで欲しいのは、元々小さいフォーカシングスクリーンを光学的に拡大した物は、デカイだけで不自然なんです。 安いルーペでポジを見た感覚に近いかも、、、少しめまいがして、テンションが下がります。
あと、フォーカシングスクリーンの質。99%の一般ユーザーが求める「明るさ」を追求した物はツライ。本来、暗くなったりレンズが暗かったら、ファインダー像も暗くならなきゃおかしいのにね。もちろん「明るさ」を求めたいシーンもあるんでフォーカシングスクリーンが交換出来る機材が欲しい。《私の場合、スーパープレシジョンマットっていうピントの山がつかみ易い物に交換してます。これがまた暗いんです!お陰で夜景はノーファインダー撮影を強いられる事もしばしば、、、(苦笑!)》
あと、ブラックアウトの時間が短い機種がスキ。同じスペックの(例えば1秒間に5コマ連写できる30Dと1DsⅢ)カメラでも、普及機と高級機ではミラーが上がってる(ファインダー像が見えない)時間が全然違う。まぁ、出来上がった写真にファインダー性能の差は出ないから、撮影者の「気持ちよさ」って代償に機材の価格差を見出せるかどうかでしょうけど。
私の場合、「撮影者は、ドラマはファインダー越しにしか見ることが出来ない」って思ってるから、(シャッターを切りたいって思う瞬間は、当然ファインダー越しにしか見られないんだから)レンズ性能以上にファインダーの見え具合には拘ってます。
(現在はEOS1DsⅢを通常のメインに、EOS5Dは荷物を減らしたい時のメイン機にと使い分けてます)

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